
皆さん、妊娠しやすい季節ってあると思いますか?
実は統計データによると、一年間のなかで最も妊娠しやすい季節は「秋」になります。
厚生省のデータによると統計学的に7、8月の出産が1番多く、つまり逆算すると秋の妊娠となります。
また2800人のデータによると、10月11月の流産率が1年のなかで最も低いされています。
※10、11月以外の月の流産率は16~22%、10、11月は7%
ではなぜ秋の季節に妊娠率が高いのか?
私なりの見解をお伝えしていきます。
秋が妊活に向いている理由

秋が妊娠に向いている理由として挙げられるのは、3つです。
① 四季のなかで一番外的な負の要素が少ない
まず一つ挙げられるのが気候の問題です。夏や冬は暑さ寒さが厳しく身体にとってストレスとなります。ですので、秋は夏や冬に比べ気候の厳しさがなく過ごしやすい状況になります。「春はどうなの?」と思う方もいるかもしれませんが、春は新しく物事の始まる時期であり、精神的・肉体的にストレスが多い季節であることが考えられます。
③ 食欲が増し、栄養が十分に摂れる。
食欲の秋という言葉があるように、秋は食べ物の栄養を十分に摂れる時期でもあります。そうすると、栄養が体にいきわたり、妊娠しやすい環境につながっていきます。余分な糖などが増えてしまってはいけないですが、妊娠率を上げる栄養素を補給することが大切になってきます。
③ 気候的に動きやすい(運動しやすい)環境。
運動も妊活において、重要な要素の一つです。暑さも落ち着き、運動をするには良い環境と言えます。
運動をするメリットとしては、細胞が活性化するという点です。ミトコンドリアからエネルギーが作られやすくなることで細胞が活性化され、それにより質の良い卵、元気な精子につながっていきます。
秋に妊娠力を上げる3つのこと
- 睡眠を良くとる
- 運動をする
- 食生活を見直す
睡眠を良くとる
睡眠は、肉体的ストレスを解消し、元気になることで精神的ストレスも解消します。疲労が蓄積することで、体内バランスが乱れてしまうので、1日7時間睡眠を目標にしていきましょう!
質の良い睡眠は、成長ホルモンを促します。
成長ホルモンが促されることで、代謝が良くなったり、細胞の回復などが期待されますので、規則正しい睡眠をとっていくようにしましょう。
運動をする
エネルギー量を増やすという目的以外でも、特にBMI低い人は運動により筋力をつけ体重を増やすことが大事になってきます。ウォーキングなどの有酸素運動だけでなく、軽めの筋力トレーニング(スクワットやプッシュアップなど)を行うことも重要になります。筋力トレーニングの回数とセット数は15回×3セットを基本に行っていくと良いと思います。
基礎体力をつけることで体質も変わってきますので、是非行っていきましょう。
食生活を見直す
秋は食材の多い季節です。
様々な食べ物から栄養が摂りやすくなります。
何かの食べ物に偏らず、栄養豊富なものをしっかりと摂っていきましょう!
まとめ
出産率のデータをみても、妊娠しやすい季節は「秋」になります。気候などの外的要素によって、運動習慣や食生活、身体の循環が良くなる時期になります。妊娠力を高める為には、「睡眠」「運動」「食生活」の3つがポイントになりますので、是非心掛けていきましょう!
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